こんにちは、今日は午後からアプローチで使う石材を仕入に石材屋さんに桜御影の石を買いに行ってきました。
ここで石の仕上げについてお話したいと思います。
我々が使う石には様々な仕上げがあり、ビシャン仕上げ・バーナー仕上げ・割肌仕上げ・のみぎり仕上げが良く使うものです。
ではそれぞれ説明します。
ビシャン仕上げとは
石の表面を磨いたのちに細かいボコボコをそれ専用のハンマーで叩いて平らに跡をつける仕上げです。
この仕上は数年前にTOKIOの番組 DASH島でも石の橋を造る際に出てきましたね。この加工はつるつるに磨かれた石だと滑って転倒してしまう場合があるので
アプローチなど安全性が求められる場所に使用されます。沢山叩かれて表面が細かい物を小たたきといいます。
▼ビシャン仕上げの石
バーナー仕上げとは
切削機で切り出された石の表面をバーナーで焼き結晶を弾かせ自然な風合いの石の毛羽たちを表現した仕上です。ビシャン仕上げよりも自然な石のざらざら感
が特徴です。滑り止めとしても多用されます。
▼バーナー仕上げの石
割肌仕上げとは
その名の通り石をわったままの仕上げ方法です。この仕上は壁等を迫力のあるものにしたいという方にお勧めです。石の意仕上の中で最も石らしい自然の表情を
建物やエクステリアに取り込むことができます。また、石の凹凸が大きいので経年劣化による汚れが逆に陰影を引き立たせ、より味わい深い物が出来ます。
▼割肌仕上げの石
ノミ切り仕上げとは
割肌仕上げをトンカチとノミを使ってより平坦に仕上げた物です。割肌よりも凹凸が少ないが必要以上に平らにしない仕上げです。自然な石の表情と石の使いやすさを求めた
仕上といえます。アプローチに自然石を使う場合ビシャンやバーナ仕上げでは物足りないと感じる方にお勧めです。
▼ノミ切り仕上げの石
如何でしたでしょうか?やはり画像ではなかなか分かりにくいのですね、、石には人工物のタイル等と違い味わい深い物があります。
雨で濡れ色の変化を楽しんだり、京都のお寺さんのように枯山水を作ったりとゆったりとできる空間を石で是非作成させていただけたらと思います。
ありがとうざいました(*’▽’)