こんにちは(^^♪
今日はブロック塀診断について書かさせていただきたいと思います。
ブロック塀診断とは既存のブロック塀が安全な物かどうかを診断する事を言います。
近年、相次ぐ地震や台風などでブロック塀の倒壊がニュースで取り沙汰されることがあり、それはとても悲しいニュースでもあります。
そこで、そんな悲しい事例を少しでも減らすため、社団法人 日本建築ブロックエクステリア工事業協会がブロック塀診断士制度を作っております。
ブロック塀診断士はブロック塀等の設計・施工に置いての知識と技術を持ち合わせた者が資格を取ることが可能になっております。
では実際にどんな形で診断するのかですが、基本は現地調査&聞き取り調査がメインになります。
聞き取り調査では以下の事を持ち主さんやその塀の管理者の方にお聞きします。
・ブロック塀の施工から何年が経過しているか
・過去に塀の上に積足し施工したか
です。
ブロック塀は約20年経過すると壁内部の鉄筋に錆が認められるようになり抵抗力が弱くなります。何年ぐらい経過しているかも診断の指標になります。
また積み増し施工は縦方向の鉄筋が途中で継ぎ足しされていることになりますのでその部分から折れやすくなりますので注意が必要です。
現地調査では様々な道具を使って以下の内容を調査します。
・ブロック塀の高さ
・ブロック塀の設置状況
・ブロック塀の厚み
・透かしブロックがあるかどうか
・鉄筋がしっかりと入っているか
・控え壁があるか
・ひび割れがあるか
・傾きがあるか
・基礎がしっかりしているか
等です。
ほとんどの事はメジャーや目視で確認できるのですが特殊な道具も使う場合があります。
主な道具はこんな感じです。
▽鉄筋検査装置
こちらの装置は壁にあてがうと鉄筋にに反応して中に鉄筋が入っているかが分かります。
▽パルハンマー
棒の先を滑らすように壁にあてて塗り壁材やタイルの浮きを確認します。タイルが浮いている場合は剥離しかけておりますので注意が必要です。
▽クラックスケール
こちらはひび割れの大きさをはかるものです。
▽傾斜計
こちらは壁の傾きを確認します。
現地調査では以上の道具を駆使して診断票に従ってブロック塀の危険度を数値化します。
数値化する事によって撤去が必要なのか簡易的な補強でOKなのかが分かりますので対応方法の選定に役立ちます。
しかし、簡易的な補強をしたからと言って将来的に一生大丈夫かというとそうではないので基本的には金属フェンスなどの
軽い物や背の低い塀に変える事が一番の対策になります!
以上です。
ブロック塀に不安があるようでしたら是非ご相談ください!
▽診断料金・内容など詳細はこちらです。
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