こんにちは(´▽`*)
今回は、「外構図面」についてブログを書かせていただきます。
外構図面というと…いろんなアルミ製品の名前や、使用するブロック天端+200などの数字で
わかりずらいところがございませんか?
本日は、数字の意味・どこを見て打ち合わせの際に役立てるか等々、ご紹介させていただきます!
∇まず、弊社ではこのような図面をお客様にご提案させていております。
いろんな引き出し線があり、施工する構造物・内容が記載されております。
ここで知っておきたいポイントがございます。
図面下の方の表題欄をご覧ください。
SCALL 1/100 という文字がございますよね。
こちらは、「実際の物の1/100で図面を書いています。」という表記になり、図面上で1cmのものは現実のもので1mになります。
実際に図面定規で測ってみることで、アプローチの幅やカーポートの大きさ等サイズ感が分かります。
1/100のほかに、
1/200は1㎝で2m
1/50は1㎝で0.5m
等々…違う表記の仕方もございますのでご注意ください!
次は高さの説明です。
∇引き出し線を一回とってみます。
まず、基準となる BM±0 という表記がどこかお分かりいただけましたでしょうか。
今回は、道路のマンホールが基準の±0となっております。
どの図面も道路に設置されている、マンホール、U字溝の蓋、枡等が基準にされることが多いです。
建物の中央付近にGL=BM+650と記載されております。
GLというのは建物の高さを示しており、
基準から650mm(65cm)上がったところに家が建つという意味です。
つぎは駐車場部分をご注目ください。
駐車場の奥の方に+240とあります。こちらは道路 BM±0から+240、 つまり24㎝あがっているという意味になります。mm単位で%表示に換算すると
240mm÷6000mm=0.04mm×100=4%
つまり4パーセントの勾配になります。
4%は1mで4㎝の勾配です。3%ぐらいがちょうどよい勾配なので若干きつめの勾配ですね。
∇次に、寸法を表記致しました。
寸法が表記されることで、アプローチの幅やガレージの大きさの想像ができます。
しかし、隣地境界線の誤差や測量図がない現場もございますので、図面と実際の完成形に誤差が生じることがございます。
そうならない為、我々は何度も現場に足を運び、なるべく実物に近い図面を作ることが基本となっております。
∇最後に引き出し線を記入致しました。
様々な寸法等、アルミ製品の名前や、ブロックを何段積むのかが記載されております。
また、写真下の方の引き出し線を見ると、「天端+750 2段積」と記入してあります。
こちらは、マンホール(±0)から75㎝あがったところにブロックの天端が来ることを示しております。
さらに新設フェンス プレスタフェンス2型 Tー8 とあります。こちらはフェンスの銘柄、高さが記入してありTー8というのは80㎝という意味があり、ほかにはH800など図面によっては記載の仕方が違う場合があります。
結果、BM+750のブロックの上にH800mmのフェンスが付きBMからは750mm+800mmになりますので合計で1550mmの目隠しになります。
フェンスは様々な種類がありますのでアルミ製品を、カタログで比較してるのもいいですね。
外構屋さんは、様々なメーカーさんのカタログ・情報を兼ね備えておりますのでご不明な点がございましたらお気軽にお聞きください。
∇最後にもっとも重要なのがパース図面
平面図面も大事ですが、3D化されたパース図面も重要になっております。
3Dパースのメリットは、
・想像がつきやすい
・色や雰囲気がわかる
・道路からの視線 etc…
使用しているアルミ材料や、化粧ブロックを使った全体の雰囲気が分かるので、よりお客様のご希望に添えた外構が確認できます。
弊社では打ち合わせをしながら大画面でチェックできますので是非見来てください。