こんにちは!
今回は、フェンスについてのご紹介です。
フェンスには、高さ・素材・用途に応じたデザイン、と様々な種類がございます。
沢山あるフェンスの中から、1つを…と考えると難しいですよね。
今回のブログでは、目隠しフェンスの高さに着目点を置いて、商品のご紹介させて頂こうかと思います!
外構プランを考える際のご活用いただければ幸いです。(^-^
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こちら、一般的な視線の高さを表したものになります。
図を見ますと、一般的な男性の視線の高さは160cm。女性の視線の高さは140cm。となっております。
その為、地上からフェンスの上まで180cm程の高さがあれば、通行人からの視線はカットが可能です。
但し、ここで1点注意しなければならない点がございます。
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先ほどの図では、地上(お庭)で立っていた分には視線のカットは可能でした。
ですが、住宅の中に立った時はどうでしょうか。
地上から住宅の床までは、おおよそ50cmの高さがございます。
更に、住宅の設計GL(住宅を建てる際の高さ)が高いと、その分の目線が高くなり通行人と視線が合うことも…。
リビングで家族と過ごしたり、ダイニングで食事をしたり。家でくつろいでいる時に視線を感じると、あまりいい気持ではありませんよね。
その為、フェンスを選ぶ際には実際にメジャーで測って決めておくのがオススメです!
では、今回の場合どのような解決策があるのでしょうか?
商品を通して、ご紹介させて頂きます!
∇ブロックの段数を増やす。
ブロック上のフェンスは、H1.2mまでしか施工できません。
1.2m以上の高さの物を施工すると強度が足りず台風などの天災で飛ばされてしまいます。
また、ブロックでも5段以上積むと控えブロックが必要になり費用が高くなってしまうので注意が必要です。
4段までとしても、目隠しフェンスは風の影響を受けやすいのでブロックの厚みを15cm(通常12cm)にするとより安心です。
∇多段フェンスにする。
多段フェンスとは、地面に基礎を作った背の高い柱に、フェンス本体を2.3段設置する商品となっております。
最大高さフェンス2段分でH2.4m程まで施工が可能な商品ですが、風の影響が多い土地だと簡単な基礎では強度が足りないので、大きな基礎が必要になります。
そんな多段フェンスですが、写真の様に用途に合わせた施工が可能です。
目線を隠したい所だけ目隠しフェンスにすることで、風の影響を少なくし価格も抑えたフェンスが施工出来ます。
但し、ワンチャンをお庭に…。とお考えの方は、フェンスの下から逃げてしまう可能性がございますのでブロックでの施工をオススメ致します!
∇スクリーンにする。
オシャレさも重視されたい方には、スクリーンをオススメ致します。
価格はそれなりですが…様々なデザインがございますので、お客様好みの物が施工可能です。
∇三協アルミさんのスクリーンです。
風をしっかり通しながら、人の目線の向き方によって視線をカットできます。
デザインによりますが、どの型も高さ2.0mの物はご用意が出来ます。
その上多段フェンスより無駄な部品がなく、スッキリした印象なのでどんな場所でもフィットする商品です。
写真の様に、玄関前や道路沿いの掃き出し窓が気になるお客様にオススメですよ!
∇こんな商品もございます。
こちらはLIXILさんの ‘‘防音フェンス すやや‘‘ になります。
目隠しは勿論ですが、防音にも特化した商品となっており、隣地が交通量の多い道路や駐車場、公園、商業施設の方にオススメの商品です!
多孔質樹脂を間に挟んだアルミパネルになっており、気になる騒音をより効果的に跳ね返します。
如何でしたでしょうか?
用途や敷地に合わせて様々な目隠しの仕方や商品がございます。
一度、直接メジャーで測ってみて想像してみるのもいいかもしれませんね!(^-^♪
様々なメーカーさんのカタログを取り扱っておりますので、気になられた方は是非ご連絡ください。
ありがとうございました!