こんにちは(^^♪
今日はいつもと違ったブログを書こうと思います。
それはズバリ、「図面」についてです。
外構の図面は建築図面と違いあまり見る機会がありませんし、はじめてみた方は見方が分からないという方も大勢います。
ですのでご紹介したいと思います。
まず、弊社ではどんな形で図面をご提案しているかというとこんな感じです。
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外構図面では内容を読み取る為の数字がいくつか書かれております。
一つ目が「BM±0」の部分です。
写真の図面は小さいので非常に分かりにくいですが右の道路に接道している部分にBM±0があります。
BMとはベンチマークといい基準点をあらしており、例えば「新設ブロック天端=BM+500」
と書いてあれば基準点であるBMから500mm上がったところがブロックの天端という意味です。
ですのでBMの位置さえ分かってしまえば図面の中にある構造物の高さがすべて理解できます。
▼図面のアップです。
階段の段差や門柱の高さ、駐車場の勾配もこの数字の読み取り方が分かればイメージしやすいですね。
二つ目に読み取りたい部分が図面中央の下の方に書いてある「SCALL」です。
1枚目の図面が全体を映した1/200スケールの図面、2枚目の図面が1/100スケールの図面です。
これは実物の1/200や1/100で図面を書いていますということです。
お客様にご提案するときに重要なのが「要所要所で必要なスペースが確保されている図面のになっているのかどうか」ということです。
これはどういった事かというと 例えば 駐車スペースにお客様の乗っている車が停めやすいか?子供と手をつないで歩く程のアプローチの幅があるか?
車いすがすれ違う幅があるか?などです。
1/100スケールで描かれた図面は1cmが1mで表現されているのでそういった事は定規をあてるとすぐに分かります。
外構図面の平面図は上から見ているだけで生活しやすいのかどうかが想像できて楽しい物です。
また、外構図面は数字以外にも工事内容をイメージしていただくのに重要なパースというものがあります。
パースとは外観を立体的に表したものを言います。
▼こんな感じです。
パース図面は使用する材料の色、デザインを忠実に表現しており、弊社ではパースを見ながら打ち合わせをし、その場で
材料の色目やデザインを変更しながら確認できますので楽しく打ち合わせできます。
この、パースがあると施工後のイメージがしやすく色選びの参考にもなるので是非見ていただきたいですね(^^♪
最後にこの図面を基にして施工した現場写真です。
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如何でしょうか?
外構図面は建築図面と違い建築図面は建物なのでずべてにおいてハッキリした寸法が算出できますが、外構図面は基準が隣地との境界線で
境界線がはっきりしない場合も多く現場と図面の誤差が出てしまう場合があります。また、敷地も真四角ではなく測量図すらない土地も多数あります。
そういった場合は何度か足を運んで現場調査をしてなるべく実物に近い図面を作ることが良いものを作る基本になってきます。
これからもいい図面がご提案できるように頑張って行きたいと思います。(^◇^)
弊社では愛知県 一宮市を周辺や、岐阜県岐阜市を中心の外構工事を行っております。新築されるかたや、リフォームされる方で
外構工事をどんな物にしようか迷っている方が見えましたら是非ご相談ください。無料で図面・お見積り・現場調査も行っています(^^)/
一度図面を作ってみると想像が掻き立てられてアイディアがきっと浮かんできます(^^♪ よろしくお願い致します。